安全・経験・技術の「プラント工事」と電気事業法など法規に対応した「製缶品製作」 三進工業株式会社
石油精製施設向けエアフィンクーラーのリチュービング工事の事例をご紹介します。エアフィンクーラー(AFC)も熱交換器の一種ですが熱交換器の説明については別の事例紹介をご参照下さい。ここではリチュービング工事の手順について簡単に説明します。AFCの搬入、フィンチューブの切断・撤去、ヘッダーに残ったチューブの抜管、ヘッダー管穴の清掃・整備・計測、新しいフィンチューブの磨き・計測、取込み・挿入、拡管・計測、気密試験、出荷といった流れになります。
今回は1基あたりフィンチューブ246本のAFCを4基、計946本のリチュービングを約2週間で完了させなければならなかったのですが、AFCの当社への搬入が予定より遅れたにも拘わらず出荷日は予定通り…遅れを取り戻すべく毎日夜遅くまで残業して対応しました。また、抜管してみたらヘッダーの管穴が傷だらけ…過去に他社でリチュービング工事を行ったことがあるらしく、その際に損傷を与えてしまったようです。
しかしそこは緊急事態が得意の三進工業!若手の多い製作グループの頑張りとリチュービング工事の豊富な経験によって遅れを取り戻し、気密テストも一発合格。無事に当初の予定どおりの納期で納めることができました。そしてお客様より短期間で工事を完了したことへの感謝の言葉も頂きました。
実は今回のお客様とは初めてのお取引だったのですが今でも色々とお声をかけていただいております。
私たち三進工業へのお問合せは、お電話・メールのどちらからでも構いません。プラント建設での機器据付けや、圧力容器・蒸気だめなどの製缶品製作など、お気軽にご相談ください。