工事の流れ(新規受注案件)
プロジェクトの流れ
こちらでは、プラント工事のプロジェクトを新規受注した場合の流れをご案内いたします。
納期内での“完工”にこだわる三進工業では、1954年創業以来の長年に渡るプラント工事の経験から、プロジェクト全体の工期短縮案や、プロジェクト遂行に関わる課題の抽出、クレーンなどの重機の配置計画など、具体的なご提案が可能です。
1.工程の再確認

受注が確定した段階で、改めてプロジェクト全体の工程について再確認いたします。
建築部分を含めたプロジェクト全体の工程を検討。据付ける機器の搬入タイミングや、使用するクレーンの配置計画も含めて、どのように運用すれば、より短期間で作業を終えられるか、最も効率的なプロジェクト運用についてご提案いたします。
※プロジェクト開始まで1年以上ありましたら、かなり具体的な工期短縮のご提案も可能です。お気軽にご相談ください。
2.詳細図面の検討

お客さまから詳細図面を頂戴しましたら、各工程について具体的に検討します。
この段階で実際に工事する場合の手順を検証し、作業の難易度や安全面の課題など、プロジェクトの障害になりそうな要素を洗い出します。
必要に応じて、機器の納入タイミングや機器の分割方法、溶接などの作業順番の入れ替えなど、工期短縮・安全面強化につながるようなご提案をさせていただく場合がございます。
3.作業計画の立案

着工が近づきましたら、1つ1つの工程について、実際の作業計画を組み立てていきます。
機器の搬入順番や溶接の順番、クレーンでの作業の流れや人員の配置など、計画書作成。お客さま、協力パートナーも含め作業工程を共有します。
4.着工

計画に基づき、粛々と作業を進めていきます。
もちろん、現実の工事現場では日々、想定外の状況が発生します。
作業の進捗管理はもちろん、新たに発生した課題なども含めて、お客さま、協力パートナーと状況を毎日共有。プロジェクト全体の進行を調整していきます。
また、プロジェクト全体の進捗に対し、後々影響が出そうな部分については、三進工業が直接かかわる部分でない場合でも、改善方法を含めてご提案いたします。
5.後工程への配慮

三進工業が担当する機器の据付が終わった部分から、配管や電気工事、仕上げ塗装など、後工程が進み出します。
そのような後工程のメンバーとも密にコミュニケーションを図り、よりスムーズなプロジェクト運営ができよう配慮しています。
6.完成

プロジェクト全体が無事に完了し、プラントが実際に稼動し始めてようやく一安心。
しかし、プラントは作って終りではありません。
今後の運用面でのフォローや、将来発生する改修のサポートなど、長く携わってくことになります。
プロジェクト推進に貢献します。
私たち三進工業へのお問合せは、お電話・メールのどちらからでも構いません。プラント建設での機器据付けや、圧力容器・蒸気だめなどの製缶品製作など、お気軽にご相談ください。